本記事では、『タダ電』を電力会社の切り替え先として検討されている方へ向けた内容となっております。
- タダ電の評判
- 利用前の注意点
- 電気料金シュミレーション
以上のように電力会社切り替え前の気になる疑問や不安についてわかりやすく解説していきます。
タダ電ってどんな電力会社?
タダ電は、株式会社エスエナジーが運営する新電力会社です。2020年に設立された会社で、タダ電として電力供給が開始されたのが2023年5月29日です。会社設立から日が浅く、サービスが開始されたのもごく最近で「怪しい」と感じる方もいるかもしれませんが、電力を供給するには経済産業省の認可が必要になり、本当に怪しい会社では認可が下りないでしょう。
月の電気料金が6,500円以下であれば、その月の電気代がタダになるのが特徴。
供給エリア | 全国(沖縄・一部離島除く) |
初期費用 | 0円 |
解約金 | 0円 |
支払い方法 | クレジットカードのみ |
運営会社 | 株式会社エスエナジー |
\キャッシュバック・ギフト券など特典あり/
万が一、電気料金が高くなった場合の返金保証あり!
【メリット・デメリット】口コミや評判からみるタダ電
「新電力会社についてあまり詳しくないよ。」という方へ向けて、そもそも新電力会社へ切り替えるメリット・デメリットについて簡単に解説しておきます。
- メリット
-
- 電気料金が安くなる
- 大手にはない独自の料金プラン・特典
- デメリット
-
- 倒産・撤退してしまう可能性あり
- かえって電気料金が高くなってしまう可能性あり
以上の4点が大手電力会社から新電力会社へ切り替えることの主なメリット・デメリットだと考えてください。
新電力会社について詳しく知りたい方↓
● 【徹底解説】新電力とは一体何?基礎的な仕組みなどわかりやすく解説
良い口コミ・評判|タダ電の強みや特徴
タダ電の強みや特徴は以下になります。
- 電気使用量が少ない方におすすめ
- 月の電気使用量100kWh以下なら電気料金が無料
電気使用量が少ない方におすすめ
一人暮らしの方のように月の電気使用量が少ない方におすすめの電力会社です。
具体的には、100kWhまでの使用であれば電気代を支払う必要がありません。普段、外出しがちな人であればタダ電がサービス内容を変えない限り、毎月電気代を無料にすることも可能です。
具体的に何kWhまでの利用であればお得になるのか気になる方はページ下部にて解説しているのでご覧ください。
月の電気使用量が100kWh以下なら電気料金が無料
タダ電は、月の電気料金が6,500円以下であれば電気代がタダになります。具体的には月の電気使用量が100kWh以下であれば電気代がタダというわけです。
悪い評判・口コミ|タダ電は怪しい、危険な電力会社なのか?
タダ電を利用する際の注意点は以下になります。
- 電力量料金単価が大手の1.5~2倍
- 会社設立、サービス開始から日が浅い
電力量料金単価が大手の1.5~2倍
タダ電は、月の電気代が6,500円以下であれば電気代がタダになるといった料金プランですがその分、電力料金単価が高く設定されていて、大手電力会社と比較すると約1.5~2倍です。
ということは、無料分である6,500円分を超えて電気を使用してしまうと、あっという間に電気代が高騰してしまうので予めご注意ください。
会社設立、サービス開始から日が浅い
タダ電と検索すると検索候補として「タダ電 怪しい」なんて表示されます。運営会社である株式会社エスエナジーは2020年に設立された若い会社で、タダ電としてサービス開始されたのも2023年とごく最近です。知名度が低く、怪しいと勘繰ってしまう方がいても仕方ないでしょう。
しかし、電力会社として電力を供給するには経済産業省からの認可が必要で、本当に怪しい会社であれば認可が下りることはないでしょう。
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料金|毎月6,500円の電気代がタダ!損益分岐点は?
料金プラン
北海道電力エリア
種別・区分 | タダ電 | 従量電灯B | 北海道電力|
基本料金 | 20A | 0円 | 748.00円 |
30A | 1,120.00円 | ||
40A | 1,496.00円 | ||
50A | 1,870.00円 | ||
60A | 2,244.00円 | ||
(円/kWh) | 電力量料金~120kWh | 65.00円 | 34.44円 |
120~280kWh | 41.73円 | ||
280kWh~ | 45.45円 |
東北電力エリア
種別・区分 | タダ電 | 従量電灯B | 東北電力|
基本料金 | 20A | 0円 | 739.20円 |
30A | 1,108.80円 | ||
40A | 1,478.40円 | ||
50A | 1,848.00円 | ||
60A | 2,217.60円 | ||
(円/kWh) | 電力量料金~120kWh | 65.00円 | 29.71円 |
120~300kWh | 36.46円 | ||
300kWh~ | 40.41円 |
東京電力エリア
種別・区分 | タダ電 | 従量電灯B | 東京電力|
基本料金 | 20A | 0円 | 590.48円 |
30A | 885.72円 | ||
40A | 1,180.96円 | ||
50A | 1,476.20円 | ||
60A | 1,771.44円 | ||
(円/kWh) | 電力量料金~120kWh | 65.00円 | 30.00円 |
120~300kWh | 36.60円 | ||
300kWh~ | 40.69円 |
中部電力エリア
種別・区分 | タダ電 | 従量電灯B | 中部電力|
基本料金 | 20A | 0円 | 594.00円 |
30A | 891.00円 | ||
40A | 1,188.00円 | ||
50A | 1,485.00円 | ||
60A | 1,782.00円 | ||
(円/kWh) | 電力量料金~120kWh | 65.00円 | 21.33円 |
120~300kWh | 25.80円 | ||
300kWh~ | 28.75円 |
北陸電力エリア
種別・区分 | タダ電 | 従量電灯B | 北陸電力|
基本料金 | 20A | 0円 | 605.00円 |
30A | 907.50円 | ||
40A | 1,210.00円 | ||
50A | 1,512.50円 | ||
60A | 1,815.00円 | ||
(円/kWh) | 電力量料金~120kWh | 65.00円 | 30.83円 |
120~300kWh | 34.72円 | ||
300kWh~ | 36.43円 |
関西電力エリア
種類・区分 | タダ電 | 従量電灯A | 関西電力|
~15kWhまでを含む | 最低料金0円 | 433.41円 | |
電力量料金 | ~120kWh | 65.00円 | 20.31円 (15~120kWh) |
121~300kWh | 25.71円 | ||
300kWh~ | 28.70円 |
中国電力エリア
種類・区分 | タダ電 | 従量電灯A | 中国電力|
~15kWhまでを含む | 最低料金0円 | 712.67円 | |
電力量料金 | ~120kWh | 65.00円 | 32.83円 (15~120kWh) |
121~300kWh | 39.51円 | ||
300kWh~ | 41.63円 |
四国電力エリア
種類・区分 | タダ電 | 従量電灯A | 四国電力|
~11kWhまでを含む | 最低料金0円 | 667.00円 | |
電力量料金 | ~120kWh | 65.00円 | 30.66円 (11~120kWh) |
121~300kWh | 37.28円 | ||
300kWh~ | 40.79円 |
九州電力エリア
種別・区分 | タダ電 | 従量電灯B | 九州電力|
基本料金 | 20A | 0円 | 632.48円 |
30A | 948.72円 | ||
40A | 1,264.96円 | ||
50A | 1,581.20円 | ||
60A | 1,897.44円 | ||
(円/kWh) | 電力量料金~120kWh | 65.00円 | 18.28円 |
120~300kWh | 23.88円 | ||
300kWh~ | 26.88円 |
料金シュミレーション|タダ電の損益分岐点は?
タダ電は、毎月6,500円分までの利用だとその月は電気料金がタダになるといった仕組みです。電気料金が6,500円分を超えた場合は、無料になる6,500円分を超えた分の電気料金が請求されます。
10,000円分の電気を使用した場合、電気料金の請求は3,500円になります。
基本的に電気料金は、基本料金と電力量料金{(電力量料金単価+燃料費調整額+再エネ賦課金)×電力使用量}が合算されたものが請求されます。なので電気使用量が100kWhだと電気料金は6,500円を超えるので無料にはなりません。
しかし、タダ電の場合は100kWhまでの電気料金に燃料費調整額・再エネ賦課金は含まれないため、月の電気使用量が100kWh以下の場合に電気料金が無料になるということになります。
※公式サイトでは説明不足のため、タダ電に確認済み。
それでは、月の電気使用量がどれくらいだと、大手電力会社よりタダ電の方がお得になるのか計算してみました。
契約A数や燃料費調整額の変動にもよりますが、大手電力会社を利用している方であれば、月の電気使用量がおおよそ以下の数値程度であれば、タダ電を利用した方がお得になるでしょう。
- 北海道電力:240kWh
- 東北電力:200kWh
- 東京電力:200kWh
- 中部電力:160kWh
- 北陸電力:200kWh
- 関西電力:160kWh
- 中国電力:200kWh
- 四国電力:220kWh
- 九州電力:140kWh
\キャッシュバック・ギフト券など特典あり/
万が一、電気料金が高くなった場合の返金保証あり!
申し込み方法|タダ電へ切り替える手順を解説
現在、契約している電力会社の
- 契約名義
- 供給地点番号
- お客様番号(契約番号)
の3つの情報を用意するだけで10分もあればタダ電の公式サイトから申し込みが完了します。検針票もしくはWEBページから3つの情報を確認することができます。申し込み後、入力情報に不備がなければ、切替日の連絡が来てその日に電力の切り替えが行われます。
関連ページ:たったコレだけ?!電力会社の切り替え方法を電力会社員がわかりやすく解説
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万が一、電気料金が高くなった場合の返金保証あり!