kWh(キロワットアワー)と電気代の関係は?電力会社切り替え前に確認

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kWhと電気代の確認は電力会社切り替え前に確認必須です。

電力会社の料金形態には『基本料金+電気使用量』、『電気使用量だけ』の2つのプランがあります。他にも税金等が必要になりますが、理解しやすいようにここでは省きます。どちらのプランを選ぶにせよ、kWh(キロワットアワー)を理解しておくことが電気料金を節約するために必要です。

この記事では、kWh(キロワットアワー)について網羅的に解説していきます。別ページでは、kWhと同じく重要なA(アンペア)についても解説しているので合わせて読んでいただくことで理解が深まります。

目次

電気使用量を表すkWh(キロワットアワー)とは

電気代は『基本料金+電気使用量』、『電気使用量』のどちらかの方法で請求されるのが一般的です。どちらにせよ共通するのが電気使用量が必要で、この電気使用量がkWh(キロワットアワー)を指しています。kWhは電気使用量の単位で1kWh、2kWhのように数字と一緒に使用されています。kWhは、1キロワット(kW)の電力を1時間(h)利用したときの電気使用量です。

全ての電力会社でどのくらい電力を使ったのかを表すときにkWhを使い、1kWhあたり〇〇円というふうに料金が設定されています。

会社・プランによって1kWhの電気代は異なる

1kWhあたりの電気代は電力会社・プランによって異なり、大きく3つの種類に分けることができます。

  • 使用量によって1kWhあたりの値段が変わる
  • 使用量に関わらず1kWhあたりの値段が一定
  • 時間帯によって1kWhあたりの値段が変わる

それではそれぞれどのような仕組みになっているのか詳しく解説していきます。

使用量によって1kWhあたりの値段が変わる会社・プラン

使用量によって値段が変わる料金形態がもっとも一般的でスタンダードだと言えます。従量電灯プランと呼ばれています。
従量電灯プランは基本料金と電気使用量で構成されていて、みなさんが気になるのは、使用量によって1kWhあたりの値段が変わるという点ではないでしょうか。従量電灯プランを採用している東京電力を例にわかりやすく説明していきます。

電気使用量kWh(キロワットアワー) 1kWhあたりの料金
120kWh 19.88円
120kWh~300kWh 26.48円
300kWh~ 30.57円

東京電力の従量電灯プランで1ヶ月間に350 kWh使用したとすると、
電気使用料=120×19.88+180×26.48+50×30.57=8,680.5となります。
1ヶ月間の電気料金は上記に基本料金を加えたもの

1kWhあたりの値段が一定の会社・プラン

1kWhあたりの値段が一定の会社・プランでは、利用して電気量に比例して電力使用量が増えていきます。関東(東京電力エリア)ではLooopでんきのおうちプランがとても人気です。基本料金0で電力使用料のみ(26.4円/1kWh)が電気代として請求されます。先程の東京電力の例と比べてみましょう。

Looopでんきのおうちプランで1ヶ月間に350kwh使用したとすると
電力使用料=350×26.4=9,240
基本料金0なので電力使用料がそのまま1ヶ月の電気代になります。

350kwhの使用だと電気使用料こそ東京電力より割高になってしまいますが、基本料金0でより多くの電力を使用する方であれば電気代が節約できることが分かります。

時間帯によって1kWhあたりの値段が変わる会社・プラン

あなたの生活に合わせて、電気を多く使用する時間帯は1kWhあたりの電気代が安くなる料金形態があります。

東京電力では夜トク12というプランがあり、午後9時から午前9時にかけて1kWhあたりの電気代が22.97円になります。一方でそれ以外の時間帯の1kWhあたりの電気代が34.39円と割高になります。

この他にも様々な時間帯に電気代が安くなるプランを提供する電力会社があるので、あなたの生活にあったものを選ぶことで電気代を節約することができます。

まとめ|kWhをを理解すると電気代を節約しよう

この記事ではkWh(キロワットアワー)について網羅的に解説しました。あなたにあった電力会社・プランを選ぶことで確実に毎月の電気代を抑えることができます。

電力会社の切り替えを検討しているのであればkWh(キロワットアワー)、A(アンペア)について理解しておく必要があります。別記事でkWh(キロワットアワー)と同じく重要なA(アンペア)についても解説しているので合わせて読んでいただくことで理解が深まります。

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