【2023年】各大手電力会社の電気料金値上げ情報をわかりやすくまとめました

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当記事では、大手電力会社の電気料金値上げ情報について詳しく、そしてわかりやすく解説していきます。

どれくらい電気料金は高くなるのか?どうして値上げされるのか?などまとめております。

目次

【2023年】大手電力会社各社の電気料金値上げ情報まとめ

2023年2月1日時点で、電気料金の値上げを経済産業省に申請した大手電力会社についてまとめました。

中部電力、関西電力、九州電力を除いた7社の大手電力会社が既に電気料金の値上げ申請を経済産業省に行っております。

【北海道電力】電気料金値上げ情報

北海道電力は2023年1月26日に規制料金(従量電灯)の値上げを経済産業省に申請しました。経済産業省より、修正指示を受け、同年5月16日に北海道電力は補正申請を行い、19日に認可を受けました。2023年6月1日より規制料金プラン(従量電灯)の値上げが実施されます。

以下、北海道電力公式サイトに記載されている従量電灯Bの旧単価と新単価になります。

基本料金旧単価新単価
10A341.00円374.00円
15A511.50円561.00円
20A682.00円748.00円
30A1,023.00円1,122.00円
40A1,364.00円1,496.00円
50A1,705.00円1,870.00円
60A2,046.00円2,244.00円
電力量料金~120kWh23.97円34.44円
120~280kWh30.26円41.73円
280kWh~33.98円45.45円

【東北電力】電気料金値上げ情報

東北電力は2023年11月24日に規制料金(従量電灯)の値上げを経済産業省に申請しました。その後、修正指示を受け、補正申請を行い同年5月19日に認可を受けました。2023年6月1日より規制料金プラン(従量電灯)の値上げが実施されます。

以下、東北電力公式サイトに記載されている従量電灯Bの旧単価と新単価になります。

基本料金旧単価新単価
10A330.00円369.60円
15A495.00円554.40円
20A660.00円739.20円
30A990.00円1,108.80円
40A1,320.00円1,478.40円
50A1,650.00円1,848.00円
60A1,980円2,217.60円
電力量料金~120kWh18.58円29.71円
120~300kWh25.33円36.46円
300kWh~29.28円40.41円

【東京電力】電気料金値上げ情報

東京電力は2023年1月23日に規制料金プラン(従量電灯)の値上げを経済産業省に申請しました。

2023年5月19日に経済産業省から認可を受け、2023年6月1日より規制料金プラン(従量電灯)の値上げが実施されることが確定しました。

以下、東京電力公式サイトに記載されている従量電灯Bの現行単価と新単価になります。

基本料金旧単価新単価
10A295.24円
15A442.86円
20A590.48円
30A885.72円
40A1,180.96円
50A1,476.20円
60A1,771.44円
電力量料金~120kWh19.91円30.00円
120~300kWh26.51円36.60円
300kWh~30.60円40.69円

【中部電力】電気料金値上げ情報

2023年6月時点で、一般家庭向けの料金プラン従量電灯に関する値上げの情報はありません。

【北陸電力】電気料金値上げ情報

北陸電力は2022年11月30日に規制料金(従量電灯)の値上げを経済産業省に申請しました。後に修正指示を受け、同年5月19日に補正申請を行い認可されました。2023年6月1日より、規制料金プラン(従量電灯)の値上げが実施されます。

以下、北陸電力公式サイトに記載されている従量電灯Bの旧単価と新単価になります。

基本料金旧単価新単価
10A242円302.50円
15A363円453.75円
20A484円605.00円
30A726円907.50円
40A968円1,210.00円
50A1,210円1,512.50円
60A1,452円1.815.00円
電力量料金~120kWh19.99円30.83円
120~300kWh23.88円34.72円
300kWh~25.59円36.43円

【関西電力】電気料金値上げ情報

2023年6月時点で、一般家庭向けの料金プラン従量電灯に関する値上げの情報はありません。

【中国電力】電気料金値上げ情報

中国電力は2022年11月25日に規制料金(従量電灯)の値上げを経済産業省に申請しました。

経済産業省の認可を受けた後、2023年5月19日に経済産業省より認可を受け、同年6月1日より値上げが実施されることが決まりました。

以下、中国電力公式サイトに記載されている従量電灯Aの旧単価と新単価になります。

旧単価新単価
最低料金~15kWhまで336.87円712.67円
電力量料金15~120kWh20.76円32.83円
120~300kWh27.44円39.51円
300kWh~29.56円41.63円

【四国電力】電気料金値上げ情報

四国電力は2022年11月28日に規制料金(従量電灯)の値上げを経済産業省に申請しました。

その後、修正指示を受け2023年5月16日補正申請を行い認可されました。6月1日より値上げが実施されることが決まりました。

以下、四国電力公式サイトに記載されている従量電灯Aの旧単価と新単価になります。

旧単価新単価
最低料金~11kWhまで411.40円667.00円
電力量料金11~120kWh20.37円30.66円
120~300kWh26.99円37.28円
300kWh~30.50円40.79円

【九州電力】電気料金値上げ情報

2023年6月1日時点で、一般家庭向けの料金プラン従量電灯に関する値上げの情報はありません。

【沖縄電力】電気料金値上げ情報

沖縄電力は2022年11月28日に規制料金(従量電灯)の値上げを経済産業省に申請しました。

その後、修正指示を受け補正申請を行い、2023年5月19日に認可を受けました。2023年6月1日より電気料金の値上げが実施されます。

以下、沖縄電力公式サイトに記載されている従量電灯の旧単価と新単価になります。

旧単価新単価
最低料金~10kWhまで402.40円640.75円
電力量料金10~120kWh22.95円40.07円
120~300kWh28.49円45.61円
300kWh~30.47円47.59円

【原因】なぜ大手電力会社が値上げを始めたのか

大手電力会社が電気料金の値上げを始めた大きな原因は、日本が輸入する燃料価格の高騰にあります。

ほとんどの電力会社は、電気料金に燃料費調整額を組み込んでいます。燃料費調整額とは、燃料価格の変動を電気料金に反映する仕組みで、燃料価格が安い時期は電気料金が安くなり、高い時期は高くなります。

多くの方が利用されている大手電力会社の従量電灯と呼ばれる料金プランには、先ほど説明した燃料費調整額に上限が設けられています。上限を上回った分は全て電力会社が負担することになるのですが、近年の異常な燃料価格の高騰により大きな赤字になりました。

その結果、大手電力会社が電気料金の値上げに踏み切ることになりました。

大手電力会社から新電力会社へ切り替えるべきか?

それでは、大手電力会社を利用している場合は新電力会社に乗り換えるべきなのかについてですが、ひとまず電気料金の値上げが実施されるまでは、そのまま大手電力会社を継続して利用することをおすすめします。

2023年2月時点では、燃料価格の高騰によりほとんどの新電力会社が大手電力会社の従量電灯と比較して割高になります。

大手電力会社が電気料金の値上げを実施した後は、新電力会社へ切り替えることで電気料金を節約することが期待できますが、大手に合わせて新電力会社も値上げされる可能性も十分予想できるので、現状は大手電力会社の従量電灯を利用しましょう。

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